ボストンクリームパイ
2009年 07月 28日
先日、尊敬する先生からお菓子の本をご紹介いただきました。
自由の女神が愛したアメリカンスイーツ
本のレシピの中から、手始めに「ボストンクリームパイ」を。
その名のとおり、ボストンの老舗ホテル「オムニパーカーハウス」で誕生したケーキだそうです。
モチモチとしたスポンジケーキにカスタードクリームをサンドし、さらにチョコレートソースがかかったボリューム満点のケーキ
ホテルのホームページで「Boston Cream Pie」のレシピを見ることができます。
ボストンと言って思い出すのは、ポークビーンズ、クラムチャウダー、レッドソックスの松坂くん
あとは・・・というレベルでしたが、この本を読んで思い出しました。
ボストンと言えば、アメリカ独立戦争のきっかけともなった「ボストン茶会事件」
1733年、イギリス議会が植民地政策として行った不当な茶税に反発したボストン市民たちによって、港に停泊中だったイギリス・東インド会社の船が襲われ、船荷の紅茶箱が海に投げ捨てられたという事件です。
このとき15000ポンドもの紅茶が海に投棄され、“ティーパーティーさながら”ボストン港は紅茶で染まったそうです。
もともとアメリカで愛飲されていた紅茶もこれを機に不買運動が起こり、代わりにコーヒーが普及したといわれます。
紅茶を飲むように薄めたコーヒーを何杯も飲む。これがアメリカンコーヒーなのですね。
このように、知っているようで知らないアメリカの歴史と文化が、お菓子と料理を通して語られます。
あらゆる人種がひしめき合い、力強く自由を勝ち取って今や世界の大国となったアメリカの道のりは読み応え十分!
甘いだけではない、骨太なおすすめの一冊です。
自由の女神が愛したアメリカンスイーツ
本のレシピの中から、手始めに「ボストンクリームパイ」を。
その名のとおり、ボストンの老舗ホテル「オムニパーカーハウス」で誕生したケーキだそうです。
モチモチとしたスポンジケーキにカスタードクリームをサンドし、さらにチョコレートソースがかかったボリューム満点のケーキ
ホテルのホームページで「Boston Cream Pie」のレシピを見ることができます。
ボストンと言って思い出すのは、ポークビーンズ、クラムチャウダー、レッドソックスの松坂くん
あとは・・・というレベルでしたが、この本を読んで思い出しました。
ボストンと言えば、アメリカ独立戦争のきっかけともなった「ボストン茶会事件」
1733年、イギリス議会が植民地政策として行った不当な茶税に反発したボストン市民たちによって、港に停泊中だったイギリス・東インド会社の船が襲われ、船荷の紅茶箱が海に投げ捨てられたという事件です。
このとき15000ポンドもの紅茶が海に投棄され、“ティーパーティーさながら”ボストン港は紅茶で染まったそうです。
もともとアメリカで愛飲されていた紅茶もこれを機に不買運動が起こり、代わりにコーヒーが普及したといわれます。
紅茶を飲むように薄めたコーヒーを何杯も飲む。これがアメリカンコーヒーなのですね。
このように、知っているようで知らないアメリカの歴史と文化が、お菓子と料理を通して語られます。
あらゆる人種がひしめき合い、力強く自由を勝ち取って今や世界の大国となったアメリカの道のりは読み応え十分!
甘いだけではない、骨太なおすすめの一冊です。
by rosycakes | 2009-07-28 23:11 | お菓子